迷った時の対処法① 〜過去の自分がやりそうになかったことを選ぶ〜
皆さんはどれくらい悩みを抱えていますでしょうか。
もしくはどのくらいの頻度で悩みますでしょうか。
ちなみに僕はしばしば悩んでいます。
小さなことが気になって悩み考えます。
僕の敬愛する著者は「小さなことで悩む人は編集者に向いている」と本の中で語っていました。
理由としてはその悩みを解消するための本のアイデアを作家に提供できるからです。
ともすれば悩みの多い僕は編集者に向いているのかもしれないとポジティブに捉えておきます。
さて閑話休題となりましたが、迷った時の対処法。
今回は一つあげようと思います。
それは「迷った時は過去・今までの自分が選ばなかった選択肢を選ぶ」というもの。
自分の人生は過去の自分が今まで行ってきた選択でできている。
そして、いくつかの選択肢の中で悩んでいる場合は気にはなるけど過去にやった前例がないから選ぶのは気がひけるなという選択肢が相対的でもいいのでその中にあるんじゃないかなと思います。
今までの自分だったら選ばなかったけど興味惹かれる選択肢もあるはずです。
例えばレストランに行った時に「このメニュー気になるな。けど不味かったら嫌な気分になるからいつものお気に入りのメニューにしとこうかな」みたいな経験が一度や二度はあると思います。
その時に「このメニュー気になるな」となったメニューを選べばいいのです。
けど、対処法にはそれぞれ適切なTPOの傾向があると思います。
この対処法は日々の小さな、または中くらい程度のことで悩んだ時に使えるものだと考えます。
先ほど挙げたレストランメニューで何を選ぶかだったり、気になる異性に告白するべきか否か、ないしは告白するとしてアプローチ方法はどうするかなどなど。
進路選択や職業選択、結婚相手の選択などわりと人生の重要な意思決定に関わる選択には使用すべきではないかなと考えます。
なぜならこの対処法はあまりに博打によるところが大きく、どちらかといえば自分の世界、価値観を広げたい場合に限るからです。
しかし自分への戒めも含むのですが、人って自分が欲しいのにそれを持っている人を見るとどうしても嫉妬の念を感じてしまいますよね。
「隣の芝生は青い」という諺がありますが、人間はないものねだりをして生きていくことが多いんじゃないでしょうか。
「今までの自分が選ばなかった選択肢を選ぶ」ということは自分の価値観が広がること。
だから、他人の持っているものが実は自分には合っていなかったり、そんなに欲しいものじゃなかったりが分かるから重要なんですね。