一人当たりの経常利益
続々と受かっています。
さも私の功績かのように自慢します。
私のサービスを受けて続々といいところの企業に
どんどん、
受かっております笑
みんな報告してくれたり、相談しに来てくれたり本当にありがとう。
さて、冗談はさておき、
ちょっと間隔が開いてしまいましたが、
今回は、お約束していた
優良企業を見分ける一つの指標、
「一人当たりの経常利益」
です。
……経常利益ってなんや?
なので、調べました。
経常利益……本業を含めた事業全体から、会社が経常的に得た利益。
なるほど。
つまり、簡単にいうとその会社が一年でえた総利益というわけです。
“総”というところにポイントがあります。
本業だけでなく副業も含めますよ、というこの経常利益。
もっと簡単に個人を具体例に取れば、
本業が出版社に勤める人がいたとしましょう。
その人は本業の出版社週5で働き給料を得ていますが、
本が大好きだから自分で小説なんかも書いています。
そして今年その人は小説の新人賞に応募して見事大賞をとりました。
大賞賞金は200万円です。
つまりこの人の今年の経常利益は、
経常利益=出版店の給料+大賞賞金
となるわけですが、実はこれだと少し不十分。
そう。その人が一年生活するのに必要だった経費が引かれていないのです。
会社では「費用」と呼びます。
その人が一年暮らすには家賃だったり、食費だったり、交際費だったりが必要です。
また、小説を書くのに万年筆や原稿を買ったかもしれません。
そうした費用を上の公式の右から引けばいいわけです。
経常利益=総利益—総費用
ということ。
僕たちの業界ではよく「経常(けいつね)」なんて呼んでいます。
勘のいい人はわかったと思いますが、1人当たりの経常利益というのはその会社の“稼ぐ力”を端的に表しています。
あとは、下記URLに詳しく載っているが、
http://president.jp/articles/-/8128
お忙しい人のために、簡単にポイントをまとめます。
一人当たり経常利益は、「経常利益÷従業員数」で求まります。
(この従業員数には非正規雇用も含みます。しかし1人とカウントするのではなく、0.5人とカウントします。)
例えば、某大手家具店では、経常利益(2017年時点)876億円、従業員数10169人です。一人当たりの経常利益は、
876億円÷10169人=約861万円
となります。
ちなみに、上の記事だと、上場企業であれば、リーマンショック前なら200万円、それ以降なら100万円越せば合格ラインだと言っております。
それ考えると上の某大手家具店はすごいですね。合格ラインの8倍稼いでいることになります。
さらにこのサイトだと、中小企業であれば、50万円が及第点、30万円だとイエローカードで、それが2年続くとレッドカード退場と言われてもやむを得ません、だそうです。
「この企業どうなのかな?」と思った時にこの「一人当たりの経常利益」を思い浮かべてみてくださいね。
ちなみに!
最後に私が現在、在籍している企業は、
大体、経常利益2.3億、従業員数450名の中小企業なので、
「一人当たりの経常利益」は51万円です。
一応、及第点で良かったとホッとしております。