空の上での七並べ

いがもっちの意外かも

一期一縁

「一期一会」

改め

「一期一縁」

 

 同じ状況で同じ場所で同じ人数で出会うことは決してないんですよ。

 こうして出会ったのも何かの縁ですから誠意をもって相手につくしましょうという「一期一会」。

 また何度も出会うと思っているかもしれませんが、もしかしたらこれが最後かもしれないという戒めの意味も入っていると言われている。

 しかし、この一期一会という言葉。

「会」という漢字よりも「縁」という漢字の方がよくないか?

 ただそれだけなのだが。

 一回の人生で一回会うよりもどうせなら一回会った人とは縁を作りたいというもの。

 中には「こいつとは縁を作りたくないね」という奴もいるだろうが、ことわざなんだからそこは綺麗事でいこうよ。

 

 ちなみにこの言葉の生みの親は千利休とされている。

 どの茶会も全く同じ茶会はない。同じ時間に同じ場所に同じ人が揃うことはありません。

 今回の茶会も一回っこきりだ。 

 大事にいこうよ。

 千利休がこの言葉言った時、心の中ではドヤ顔だったろうな。

 表では茶筅でかき混ぜながら、

「あれ? 俺、今めっちゃいいこと言わんかった? これ後世に残るくね?」

 みたいなこと心の中では思ったんだろうな。

 茶碗を差し出しながら弟子に、

「おい今の心に刻んだんだろうな? あとで書き写しとけよ?」

 とか思ってたんだろうな。