空の上での七並べ

いがもっちの意外かも

大学時代に出会っておきたい100の言葉 Part.7

マンガに散りばめられた試金石

 13、僕がたったひとりで勝ち得る僕だけのものさ

漫画『俺の空』の主人公・安田一平はかっこいい。

男の中の男という人物だ。

僕は一生かかっても、いや何生かかってもこの高校・大学時代の安田一平には叶わないことだろう。

そのくらいスケールの大きな漢だ。

俺の空』本宮さんはよくこんな主人公を書くことができたなと思う。

本宮さん自身もスケールの大きな方なのだろう。

タイトルのセリフだが日本屈指の令嬢(表紙の女性)の婚約相手を決めるための安田一平のプレゼントである。

日本有数の財団、財閥の御曹司たちは令嬢にプレゼント提示するのだった。

その中で一番気に入ったプレゼントを提示したものと令嬢は結婚する約束なのだが、他の御曹司たちが船やゴルフ場や世界企業の女王の座というビッグなプレゼントを用意する中で安田一平が提示したプレゼントは剣道での大学選手権のタイトルだった。

一平は次のように語っている。

しかしこの贈りものの後ろには誰もいないんだ! 僕がたったひとりで勝ち得る僕だけのものさ。僕の真心であり力であり何ものもいつわりのない僕自身のすべてなんだ! つまり僕がプレゼントしたいのは僕自身の汗さ……

「僕自身の汗」は少しくどすぎる気もするが安田一平だとゆるされる。

結果はどうだったかはいうまでもなく『俺の空9巻』を読んで確認していただきたい。

この言葉が僕をより一層と執筆家の道へと駆り立てた。

 

14、人間は365日1日も欠かさず20時間ぶっ続けて何かをすれば何にでもなれるのだ

全就活生に読んでほしい漫画。

ドラゴン桜の著者で有名な三田紀房さんの『銀のアンカー』。

7巻におけるセリフだ。

この漫画は「ニューヨークの草刈機」という異名を持つヘッドハンター白川義彦が就活生たちに日本社会の構図、就活の実態を裏表なくどこまでも実直に語る物語だ。

白川は基本的に紳士的で敬語口調という礼節ある人間だが、就活生の楽観的思考にイラついたり、社会の本質を語るときはヒートアップした口調になる。

今回のタイトルのセリフもそうだ。

より詳しく掲載する。

小説家になりたければ365日、1日も欠かさず20時間書き続ければ小説家になれる。ミュージシャンになりたければ365日、1日も欠かさず20時間ギターを弾き続ければミュージシャンになれる。画家になりたければ365日、1日も欠かさず20時間描き続ければ 画家になれる。法律家になりたければ365日、1日も欠かさず20時間勉強し続ければ司法試験に合格できる。人間は365日1日も欠かさず20時間ぶっ続けて何かをすれば何にでもなれるのだ。本気になるとはこういうことだ……。

このシーンを見たときのインパクトは忘れらない。

「すいません〜、おれ全然本気じゃありませんでした!!」

今でも自分を鼓舞するときはKindleでこのシーンを読み返す。