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いがもっちの意外かも 

今まで経験したひょんなことをつらつらと書き述べるもまたいとをかし

ジャイアントキリング30巻を読んで

ジャイアントキリング30巻は何と言ってもタッツミーが光っている。

 ETUが低迷していく中である日突然、監督の身でありながら練習に参加する。

 「ETUに使える選手が少ない」という理由で監督自ら現役復帰を目指す。

 そして現役復帰するためのコーチ陣VS現役選手チームのミニゲームを始める。

 

ゲーム序盤タッツミーは超絶パスを出すなどまだ現役でやれるんじゃないかと思わせる。

 しかし、ゲームしていく中で古傷を抱えた足が痛み出し、最後の方は立っておくのもままならない状態になる。

 結局、そのゲームは現役チームが6対1で勝利し、タッツミーも現役復帰をあきらめ正式に引退を表明した。

 痛みで座ったまま選手たちに思いの丈を述べるタッツミー。

 

お前たちは紛れもなくサッカー業界の主役なんだぞ

 サッカー少年たちの憧れの的なんだぞ

 ずっとプレイしてられるわけではないんだぞ

 

自分が活躍して、試合に勝って。

そんなことだけを意識するがゆえに、プロとしてサッカーをすることができるありがたみを忘れていた選手たちにとってこの言葉は突き刺さるものになった。

 

この巻の終盤では、杉江が人間の恒常性についても述べている。

 一部残留争いが当たり前だったETUは一部残留争いゾーンが当たり前になっている。

 今季は首位争いゾーンに入ったが恒常性のためいつものゾーンへ戻ろうとする。

 テストでいつも20点を取る生徒が80点を取ったら次のテストではまた20点に戻る

 いつも100点を取るような生徒が80点を取れば100点に戻る。

 これが恒常性である。

 この恒常性の位置をずらすことがETUの壁として立ちはだかっている。