二浪してわかった100のこと Part.1
はじめに
僕は2浪して大学に入りました。
高校までは勉強ができるポジで自分で言うのもなんですが優等生だったのでこの二度の挫折は正直、堪えました。
このブログを読む人の中には浪人生活真っ最中、もしくは今年から浪人が決まった人もいるかもしれません。
そんな人たちの助けに少しでもなればいいなと思い今回こうして綴らせていただきました。
なお、この企画は随想録のように思いついたものを箇条書きで書き、分析まとめたりしたものではないのでそこはご了承ください。
まずは、二浪してわかった50のこと。
ちなみに、
各項目を掘り下げたものも
別途で更新していく予定です。
1 家族には感謝を
2 参考書マニアになる
3 学校教育に疑問を抱く
4 社会構造に対して疑念を抱く。というより社会を憎んでしまう。道を歩いているだけでそこらへんの人に対してイラついてしまう。
5 友達に無性に会いたくなる。とりわけ高校時代に親友に会いたくなった。たまに友達に会った時はめちゃくちゃ楽しかった。
6 センター模試が非常にだるくなる。とてもじゃないがセンター試験を1日でやるのは集中力が持たないため途中で帰ることもあった。
7 センター当日緊張しなくなる。今年はこんな問題なのかという余裕さえある。
8 それだけでもやばいのにもっとやばいのはセンターの結果を受けて焦らない自分がいる(忠告しておきたいが決して良い点数ではない)。
12 プロフェッショナル仕事の流儀にはまる。俺もやるぞという気持ちになった。浪人生だけど。
13 アニメが唯一の趣味。この時期にアニメたくさん観たなあ。勉強をやれってね(笑)
14 とにかく日々イラつく。4にも近いけどやっぱりストレスは溜まっちゃうんだろうなあ。
15 夜、無性に寂しくなることがある。これは浪人生というより自分の境遇のせいだったかもしれません。
16 予備校の先生やら観ていたアニメ(とりわけPSYCHO-PASSの影響もあって)本にはまる。
17 本好きになり、授業に出たくないなと思った時は自主休講していて、古本屋巡りをしていた。
18 たまにはスポーツをしなければならないんだろうけどあまりやらない。そのため筋肉が衰えていく。でも浪人生こそ絶対定期的に運動はすべき。
19 現役時代にある程度の力を出せない奴は浪人しても力をだせない。これはすごく感じてしまう。周囲の浪人生も結局、結果出したのは総じて現役時代に力を出し切って落ちたやつだった気がする。
20 哲学にはまる。浪人生の反社会的な性格が哲学にマッチしている。自分がうまくいかない時や不幸な時ほど既存の価値観に懐疑的になる機会はないと思う。ただし、ネガティブ思考よりポジティブ思考が良いとは絶対思う。
21 喜怒哀楽表現が薄くなる。受験って自分と向き合う時間が多いから定期的に他人とコミュニケーションしておかないと他人への共感力や物事の感受性が薄れていくと感じた。
22 受験にはかなり戦略性が必要だということがわかる。いや、戦略性こそ受験だと思った。自分の才能、限られた時間、それらを考慮して受験する大学を考える。合格すると仮定し逆算して何をしてどの時期にどういう状態になっておかなければならないか想定する。
23 世間体やらが気にならなくなる。
25 二浪にやたら共感を覚える(ただし三浪には覚えない)。
26 大学入ったら勉強頑張るぞという気持ちになる。なお……。
27 大学に入ると部活も頑張るぞという気持ちになる。自分は野球やってて甲子園とか見ると無性に野球をしたくなった。また二浪してプロ野球選手になった小宮山とか見て俺もあんなんになりたいなと思う。
28 ある教科が伸びると他の教科が下がる。社会や理科系の暗記科目が伸びたと思うと今度は英語や古文やらが現役時代より下がったりする。
29 読んだことある本が国語の試験に出てくる。自分だとオルテガの「大衆の反逆」が広大プレに出てきた。
30 高校時代、せめて授業を真面目に受けていればと思う。高校時代、内職ばかりしていたが今思うと授業の復習・予習をしっかりやっておくだけで違った結果になったと思う。
31 勉強法だけは詳しい。ネットとか使って勉強法とかをめちゃくちゃ聞く。
32 プライドがなくなる。昔の自分よりも志望校に対してゆるくなる。
33 自分が今までどれだけ狭い価値観で生きてきたか知る。学歴にとらわれていたがいざ自分がドロップアウトしてみると人生それだけではないということに気づかされる。
34 周りの人は自分が思っているより良い意味で自分がどこの大学に入ろうが気にしてない。勝手に自分がここの大学に入らなければというプライドに突き動かされていることに気づく。
35 成人式にはなんだかんだ言って行きづらい。そういう意味ではプライドは抜けてないのかもしれない。
36 私立という選択肢を完全に捨てていたことを後悔する。なんで国立しか選択肢がなかったのだろうか。
37 二浪って実はものすごい有利なんじゃないかな。他の人が2年先に社会に出るということは、自分は他の人より2年将来のことについて考える時間が得られるということ。これって不利な面もあるけどプラス面が多いんじゃないかな。
38 大学に入ってしばらく経つと勉強より社会に出て活躍したい欲の方が強くなる。
39 大学に入った時、友達と会話できるだけでめちゃくちゃテンションが上がる。
40 大学に入ってから二浪というだけでいじられるある意味おいしいポジションがいただける。
41 二浪が時々プライドになることがある。二浪しているから年下の同級生の言葉にイラつくこともなきにしもあらず。
42 大学受験が不完全燃焼だったからこそ社会に出て成功するぞというエネルギーがとても強い。
43 集中力が激減する。自分の場合は受験のモチベーションがどんどん下がり、現役の時より集中して勉強できなくなったので、考える集中力が減っていった。
44 一浪するともうどうでもよくなってやけになる。
45 受験の夏は天王山というがそれは本当だった。自分は夏で一気に下降していった。
46 現在は割と後悔していない。というより過去のことなんてどうでもいいと思っている。
47 父親も二浪して同じ大学に入っておりなんだかんだいって血は争えないなと感じた。
48 なんだかんだいって自分にとって浪人は思ったより辛くなかった。
49 けど予備校に行かせてくれた父親には感謝しようと思った。
50 大学入ったら留学しよう! といきごむけど、結局やりたいことが変わってしまう。自分の場合は留学したいというよりどちらかといえば海外旅行に行きたいと気付いた。